公立中学校教師の辛口教育コラム。一般の方に分かりやすく心がけてます。真面目なだけのセンセは服用に際して十分ご注意下さい(笑)
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文化祭、合唱コンクールの季節だ。合唱コンクールがんばれ!という話は去年書いたので、
まだ読んでいない中学生諸君は読んでみてくれ。
合唱コンクールに向けてクラスでパート練習を繰り返し、そのうちステージ練習もあり、
全員合唱、学年合唱をやっている学校では、ステージへの出入りの練習もやるだろう。

生徒達がステージの上で歌っている間、俺達は客席、じゃなくて体育館の床から見ている。
ステージというのは怖いところで、下から見ているとゴソゴソする奴は実に良く目立つ。
隣としゃべったり前の生徒に蹴りを入れているような、最初からやる気のない奴は問題外だが、
前を向いてそれなりに歌っているのに、グニャグニャして動きが止められない奴がいる。
髪を触ったり鼻をこすったり目をかいたり、手が上がるので大勢の中でもすぐ分かる。
とにかくじっと立って歌うことに集中できない。

顔に手が行くのは緊張をごまかす行動でもあるのだが、本番では逆にきちんと立っていたり
するから、いわゆる舞台での緊張とは違う。どちらかというと多動傾向の方が強い。

こういう多動傾向の生徒は、練習のたびに教師に何度も怒られる運命にある。
まだ小学生が抜けていない1年生ほど、この傾向は強い。

練習を見ていてふと思ったのだが、俺が小学生のときは、歌うとき手は体の後で組んでいた。
目の前でごそごそ手を動かしている連中は、手は後ろでなく体の横にぶらんと下げている。
どちらも自然発生的にしているのではなく、教師の指示である。

体操座りは一種の拘束姿勢である、という話を以前に書いたが、

後で手を組んで歌うのも合唱用の拘束姿勢だ

確かに後で両手をぎゅっとつないでおけば、とりあえず無意識に手が顔を触ることはない。
つないだ両手をほどくという作業が入るので、それがワンクッションとなるからだ。
前の奴の後頭部を小突いたり、隣の奴の背中をこそばしたりするにも、手をほどく必要がある。
それだけでなく、手を後ろに回すことによって多少なりとも胸が開いて姿勢が良くなるかも?
手錠や縄で縛られているわけではないので、物理的な拘束力はゼロに等しいが、
自主的に手を組んでいる限り、手は悪さできない。このワンクッションはけっこう有効だ。

これを考えた教師は、なかなかのものだと思う。実際俺も、小学生のときは何の疑問もなく
手をしっかり後に組んで歌っていた。さすがに中学生にもなってこんな姿勢を取らされるのは
情けないと思うが、いまどきの小学校ではどうなのだろう。まだやっているのだろうか。

俺は別に後で手を組むことに反対しているわけではない。
小学生が、わざとらしく左右そろえて体をゆすったり首を振らされたりするのに比べたら、
手を組むぐらいどうということはない。あれ、やりすぎると見てて恥ずかしいんだよな。

この姿勢の起源や発祥は知らない。おそらく何十年も前に、合唱指導が盛んになった頃に
誰かが言い出したのだろう。あるいは単に「休め」の姿勢をそのまま持ってきたか。

いずれにしろ、俺はつい最近までそのことに気づかなかった。
学校という所には、こういうことがさりげなく伝承されている。
意義が忘れられたままの行動様式や習慣を発掘するのは、けっこう面白いものだ。

いまどき手を後で組んでいるのは応援団くらいだろう。まさかその真似ではあるまい(笑)

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今年の運動会は暑い。俺は20年以上教師をやっているが、こんなに暑かったのは初めてだ。
練習も半端でなくきつかった。時間割の都合で1日5時間も練習が続くと、いつもは元気な
生徒もさすがに参っている。9月も半ばすぎて8月なみの気温では、きついのも当たり前だ。

こういうとんでもない気候に備えて、大阪府の教育委員会では先手を打っている。

運動会シーズンを残暑直撃 小中高で注意を呼びかけ((2007/09/20 産経新聞)
 運動の秋を残暑が直撃している。近畿の小中高校でも9月後半から10月上旬にかけて体育祭や運動会のピークを迎えるが、9月に入っても連日最高気温が35度近くなる暑さで、練習中の児童、生徒らが熱中症で倒れるケースが続発。大阪管区気象台では、少なくとも26日ごろまでは同様の傾向が続くと予想しており、「異常な暑さで心配の秋になっています」(大阪府教委)と、学校関係者らは注意喚起に追われている。

 「水筒のお茶は十分持たせてください。頭や首を冷やすため、スポーツドリンクやお茶を凍らせタオルで巻いて持参させてください。ふちの大きな帽子やうちわ、ぬれタオルなどを持たせてもらっても構いません」。

 大阪府豊中市の小学校では、22日の運動会を前に保護者向けにそんな文書を配った。小2女児の母親(36)は「毎日練習を終えると汗びっしょりで帰ってきます。水筒も1本ではとても足りないようで…」と話す。

 9月5日に、府立高槻北高で体育祭中に生徒ら32人が熱中症などの症状を訴える事態が発生した大阪府教委では、府立学校校長会で、水分とともに塩分もこまめに補給させることや、気温が35度を超える場合はプログラムの短縮なども検討するよう呼びかけた。

 19日には、広島市の小学校で運動会練習中の児童54人が熱中症の症状で病院に運ばれたほか、松江市の小学校でも運動会の練習を終えた児童6人が「体がふらふらする」などと訴え、病院に運ばれた。大阪市では訓練中の府警機動隊員5人が同様の症状を訴える事態も起きている。

 大阪管区気象台によると、強い太平洋高気圧が張り出したままになっており、日差しも強いままになっており、大阪市内では9月1~19日までの最高気温の平均は33・0度と、平年より3度以上高くなっている。少なくとも26日ごろまでは、最高気温30度以上の状況が続くと予想している。


先手といっても特別な対策費が出るわけでもなんでもない。各学校に注意を促しただけだが、
なにかというと後手後手に回って、突っ込まれてから言い訳をすることが多い教育界にしては、
世間並みに気が利いているといえよう。

こうやって警告を出したことを報道発表し、金をかけずに出来る範囲でそれなりの対策を
しておけば、たとえ熱中症の児童生徒が出ても、マスコミや世間の風当たりは違う。
もちろん保身の為にマスコミ対策をやっているわけではなく(それもあるけどw)、
子供達の健康のためが第一。その上で無茶をしたら教委でなく校長の責任というわけだ。

ということで、昨年の運動会シーズンは、思いつくことをあれこれ一通り書いたのだが、
今年は暑さと運動会で少々書いておく。これからも毎年こんな気候が続くなら、運動会の
やり方もいろいろ考え直さなきゃならん。

大阪府教委の指示の中に、水分補給だけでなくスポーツドリンク等で塩分もというのがあった。
こんなもの今時スポーツ界では常識だ。部活の試合でも、大きなクーラーに大量に作って
ガバガバ飲ませている。練習中に水を飲むなとか言われた太古の暗黒時代とは違うのだ。

ところがこれが部活でなく運動会になると、同じ教師が掌を返したようにこんなことを言う。

「水筒の中に入れるのは水かお茶だけにしなさい」

そんな馬鹿なと思うかもしれないが本当だ。体育の教師が平気な顔で言ったりする。
理由なんかない。試しに聞いても「部活と授業は別だ。そういう甘えが荒れにつながる」とか、
わけのわからんことを言う。この手の教師特有の意味不明の論理があるようなのだが、
俺にはさっぱり理解不能だ。ビールやチューハイ入れてきたら怒らにゃならんが、
部活であれ授業であれ、同じ学校の教育活動の中で一貫性がないのはいかがなものか。

こう書くと、運動会スポーツドリンクOKの学校が、すごく先進的に思えてしまうのが悲しい。
本当は普通なだけなんだが。

次にテント。
えー? テントなんか保護者席にも生徒席にもちゃんとあるよ、という学校に行っている
児童生徒および保護者の皆様は幸せである。うちの学校は本部席と保護者席の一部だけだ。

理由は簡単。数が足りないからである。
予算だけの問題ではなく、生徒席にテントを立てるという発想がなかったからだ。
今まではさわやかな風と秋空の下で運動会をやっていたが、真夏なみの気温と日差しでは、
いくら生徒でもテントが必要になってくる。これからマジでテントを買い揃えていかないと。

テントの数が揃うまでは、保護者席用のテントを生徒に回すことだな。
そのかわり保護者席はビーチパラソルやタープもOKにする。ついでに車の乗り入れも許可。
グラウンドのいたるところで1BOXカーやミニバンが店開きしてバーベキューが始まり、
ショバ代を取って屋台も入れると、運動会はにわかに祭りと化して地域の一大イベントに。
ガラの悪い保護者親族や、他に行くところのない無職卒業生がビールを飲みまくって暴れる。
そのうち酔った親同士の乱闘が始まって校舎のガラスは叩き割られ職員室に暴徒がなだれ込み、
不審者が教室に侵入して女子の制服を盗んでいく。

妄想だよ妄想(笑)

しかし最近マナーの悪い親が目立ってきているからな~。
煙草やビールの空き缶をそこらに捨てまくる。教師に注意されると居直ってキレる。

民度の低い保護者なんか運動会に来るな

冗談はさておき、毎年こんな気候が続くなら運動会の時期も考えないとな。
それと、十時間以上も練習しなければ出来ないような種目はやめることだ。
そうすれば、9月早々まだ暑い間にあわてて運動会の練習を始める必要もなくなる。

ゆとり教育の見直しで正味の授業時間は増える。今までの調子でやたら授業カットしてると、
規定の時間数が足らなくなるぞ。各学校は、暑さ対策だけでなく、そっちの対策もお忘れなく。

生徒諸君、運動会に多少のケガはつきものだが、熱中症には気をつけろ。
教師に付き添われて救急車で運ばれるなんてちっともうれしくないぞ。


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卒業式の季節だ。人生のひとつの節目として、学校生活のクライマックスとして、
あちこちで感動的な光景が繰り広げられていることだろう。

しかし、舞台裏では感動的な式に水を差すシーンを見かけることもある。

卒業式の前日、職員が帰った後、一人体育館に残ってごそごそと国旗の準備をしている教頭。
または卒業式当日、司会をしながらBGMのCDを一人で忙しくかけかえている教頭。

前者は一般の方々の目に触れることはないだろう。卒業式の舞台に掲揚する国旗を、
職員は誰も準備しないので、仕方なく教頭や校長が作業しているのだ。

後者はまず、音楽教師が国歌のピアノ伴奏を拒否するところから始まる。
ピアノの生演奏が無理なのでCDでかけようとすると、今度は放送担当教師に拒否される。
仕方なく、教頭が自分の横にCDやら機材を置いて、司会をしながらBGMを流す。

教頭は卒業式のDJか

挙句の果てにCDを間違えて、しんみり来る答辞の場面でお茶目な曲がかかって顰蹙をかう。
式当日、司会は教頭だったり教務主任だったり学年主任だったり、学校によっていろいろだが、
全体を統括するはずの校長教頭が、こそこそと裏方作業をやっている学校はいくらでもある。

さて世間一般の皆様方。あなたの職場の管理職はこんなことをしているだろうか?
学校以外で、こんなことしてて通用するわけないよな(笑)

管理職が機能しない組織なんてろくなもんじゃない

すべての学校がこうではない。しかし卒業式の朝、国旗が引きずり下ろされて舞台が乱れたり、
放送の配線が切断されたりすることもある。こういう破壊行為は、元々はサボタージュとか
呼ばれたんだろうが、今ではテロと言った方が分かりやすい。

これ、はじけた生徒や侵入した不審者の仕業じゃないぜ。やってるのは教師だよ教師。
それも一部の過激分子による突発的なものではない。組織によって後押しされた行動。
皆様よくご存知の、組織率鋭意下降中の絶滅危惧種、日教組だ。

さすがに今時こんなことが堂々と行われている学校は少ないだろうが(と信じたい)、
多少のつまらんイザコザは消えていない。
こういった内輪の愚行が、卒業式の参列者に見えてしまうのはプロとして実に情けない。
実際には、式の進行がなんだかぎごちないとか、曲のかかるタイミングが遅いとか、
全員起立する場面で職員席が妙にもたつくとかいった、ちょっとした現象として現れる。
参列者(保護者)には、さほど意識されることもなく式が流れていく。

もうそんなことやってる場合じゃないだろ

我が子の卒業を祝う保護者の方々に対して、そしてもちろん生徒に対して本当に失礼な話だ。
おのれの職業の本分を間違えているとしか言いようがない。
やる方もやる方だが、今までそれを粛清できなかった組織の体質もろくなもんじゃない。

この春卒業されるお子様を持つ保護者の方々には誠に興ざめな話で申し訳ないが、
卒業式で見かけるちょっとした段取りの悪さの裏には、こんな事情が隠れていることもある。

公僕たる教師が、国歌国旗に対する日本の作法を生徒に教えられないでどうするのか。
生徒達が成長して自分自身のアタマでものを考えられるようになったときに、基本的な作法も
知らなかったら、彼らはちゃんと判断できないではないか。何が国際化教育か。笑止。
こうしろと強制するのではなく、将来自分の判断材料となる経験を提供するのも、
教えるということのひとつの意義だと俺は思う。

うちの学校には税金喰らいのテロリストはいないから卒業式は安心。
だから式の進行が引っかかったら純粋なチョンボなので平身低頭するしかない(笑)


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しばらく大人向けの話題ばっかり続いたので、ここらでちょっと中学生も参加できるネタを書く。

中間テストも近づいてきた中学生諸君、元気にやっているか?
うちの学校は体育会も終わって、合唱コンクールの練習が始まった。
文化祭に向けて動き出しているんだが、2学期はほんとに行事が多くて充実しているな。

さてこの合唱だが、音楽には実にいろいろなジャンルがある。
楽器を使うの使わないの、一人でできる音楽、大勢でやる音楽。
学校でやっている音楽は、あまりお金や施設がいらなくて、みんなでできるものだ。
ギターとかやっている学校もあるだろうが、こういうのは一人でいくらでもできる。
大人になってからでも出来るしバンドを組んでやることもできる。

俺は最近、三線など弾いているが、こいつは泡盛飲みながら一人で気楽に遊べる。
音楽の教科書に「てぃんさぐの花」とか載ってるだろ。沖縄な。
最近は音楽の授業で何か和楽器も教えろということになっている。
実際に授業で全員が三味線や琴を弾かせてもらえる学校は少ないだろうが、
学校でやっとかないと、実物を一生目にする機会もない子もいくらでもいるだろうな。
学校でやる勉強は、そういう意味もある。

ところで学校で経験する音楽やスポーツは、その頂点に手本となるプロや
スーパーアスリートの世界がある。
体育や部活の種目はすべてそうだ。オリンピック、ワールドカップ、各種トーナメント。
学問の世界も同様。俺はロボットで世界の舞台に立つとか、芥川賞を取ってやるとか、
今自分の立っている所からずーっとつながる将来に、輝かしい夢を抱いている者もいるだろう。

で、合唱コンクール。

実はこれ、プロに手本のない特異なジャンルなのだ

模範演奏で聴くCDは、おっさんおばはん声で、最初ちょっとおかしかったり。
中学生の為に書かれた合唱曲を中学生の声で歌うんだから、プロなんかないわな。
大人や高校生が歌ったんでは、声が違うから別の世界になる。
オペラで聴くような声で合唱コンクールやらないよな。第一中学生ではできない。

そもそも中学生は変声期真っ只中なので、1年2年3年とみんな声質が違う。
同じ曲を歌ってもかなり違うというか、パートの音域が変わって同じ曲が歌えなかったりする。
だから、1年生と3年生でも実は別世界なんだな。うまいヘタの問題じゃない。

曲の方も、新曲がぼちぼち追加されていくものの、いまだに何十年も前のレパートリーが
現役だったりする。
担任が「俺も中学校でこの曲歌ったんだ」とか熱く語りながら半ば強引に自由曲を大地賛讃にしたり。
俺は個人的にはあの歌詞は?なんだが、まあ音的には一般ウケする分かりやすく大きな曲だ。
ただし実力のないクラスがこの曲に挑むと、最後の和音で砕け散って脱力したりして、
優勝か惨敗か、担任の思いだけが空回りみたいなそんなスリリングな選曲でもある。

そういう条件の中で、クラスみんなでもめたり白けたり励ましあったり、
担任が突然燃え上がったりしながら合唱はだんだん仕上がっていく。
こういう何日間を経験しながら作り上げていくのは、もうただの音楽じゃない。
プロの世界にすら手本のない音楽、中学生がみんなでやるための音楽、
そして大人になってから二度と味わうことのできない音楽、今しか出来ない音楽。

だから、

合唱は君達のための音楽。君たちの歌声が最高だ

燃えろ!合唱コンクール。

日本人は、50歳代ぐらいから下の世代は全員リコーダーが吹ける。これって実は凄くないか?
うまいヘタは別にして何かの国家的策略かと思うくらいだ。有事には国民全員リコーダーを手にとか(笑)


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体育会の演目の中で、マスゲームや組体操は演技が正面を向いて構成されていることが多い。
正面には本部席や保護者席があって、そちらから見ることを前提に振り付けされているわけだ。
後ろに回されているのはたいてい生徒席。

生徒席から見ると背中とお尻ばっかり

マスゲームのラストに一番前で決めのポーズがあっても、何をやっているんだか全然見えなかったりする。
どうも盛り上がりに欠けるんだな。ブラスバンドのマーチングも、ラッパがずっと前向いたままだったりして
華やかなのにちょっと寂しい。

まあしかし、これはある程度仕方ない。
少人数の学校なら、生徒席も保護者席も来賓も全部前に集めることができるが、
大規模な学校では物理的に無理だ。さすがの俺も無理は言えない。

体育会というのは、イベント会場として見ると、演者とそれを取り囲む観客が同一平面という
ある意味特殊な環境だ。
野球やサッカーは周囲全てが観客席だが、スタンドが立体的に立ち上がっている。
文化祭のようなステージは観客席より高く、観客は同じ方を向いて座っている。
盆踊りは中央にやぐらを組み、その周囲を取り囲む。
キャンプファイヤーは中央の火を囲んで座り、演者は立って火の近くで演技する。
目の前の演者は逆光でシルエットとなり、炎の向こう側の演者は赤々と照らされる。

しかしだ。
運動場という一見不利なイベント会場での運動会も、全方向から楽しめる演技もちゃんとある。
走競技全般、騎馬戦、棒倒し、玉入れ、綱引き、大玉、ムカデ、大縄跳び、タイフーン・・・

組体操とマスゲーム以外全部だ(笑)

思い出してみてくれ。どこから見ても楽しめるだろ?
そういう意味では、体育会の演目というのは実によく考えられていると改めて感心する。
というか、淘汰されていろんな意味でいいものだけが残ったんだろうな。

マスゲームは、観客の視線を意識して振り付けが放射状にデザインされている場合もあり、
こういうのを見ると、できる先生の演出だなとニヤリとするわけだ。
中学校でなく小学校で見かけることが多い。小学校は学年も多く演技も比較されて切磋琢磨し、
保護者の「うちの子を見たい!」という欲求も大きいからだろう。

さて今回のネタはこれだけ。たまにはあっさりとしたのがあってもいいだろう。
こういう視点で体育会が語られることはあまりないと思うが、別に難しい話じゃない。根本はひとつ。

誰に見せるのか、誰のための体育会か

それを考えたら、自然と改善の方向は見えてくるはずだ。

今年の体育会ネタはこれでおしまい。また来年シーズンが来たらきっとやる。
今からネタのリクエストをしておいてくれたら、波長が合えばお応えするかも。


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