公立中学校教師の辛口教育コラム。一般の方に分かりやすく心がけてます。真面目なだけのセンセは服用に際して十分ご注意下さい(笑)
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AED(自動体外式除細動器)については、"学校での事故とAED"で書いたのだが、
今回はいいニュースだ。

来年度からAEDの授業 全大阪府立高校で(2007.10.1 産経新聞)
 一時的な心停止患者に対して簡単に救命措置ができる医療機器AED(自動体外式除細動器)の使い方を学ぶ授業を、大阪府教委が来年度から全府立高校に取り入れることが1日、分かった。約150校で導入する予定で、全国初のモデルケースとして注目を集めそうだ。

 厚労省や府教委によると、AEDは心臓発作や急性心不全などの場合、電気ショックを与えて心臓を正常な動きに戻す機械で、平成16年7月に医者や救急救命士以外でも使用できるようになった。全国の交通機関や公共施設、学校などで配備されており、府教委では17年度から府立高校や養護学校などで導入を開始。現在1校に1台、全約170校に配備されている。教員に使用法を研修しているが、生徒はこれまでほとんどの学校で対象外だった。

 今年4月に大阪府岸和田市内で行われた春季近畿地区高校野球大会予選で、投手が打球を胸に受けて心停止になったが、たまたま観戦していた消防署員が球場そばの高校に配備されていたAEDで救助した。こうしたことから、府教委は生徒にもAEDの使い方を習熟させる必要があると判断。来年度から各校で実践していくことを決めた。

 授業では、新たに練習用機器を購入する予定で、初年度は主に卒業を控えた3年生を対象にするが、将来は全員に広げたいとしている。保健体育の授業やホームルームなどで実施する。
                                 (以下略)

学校にAEDを導入するかどうかとか、職員室に1個あるけど誰も使い方を知らないとか、
使い方の研修はいつやるんだとか、そういう寝ぼけたレベルの話ではない。

大阪府は、授業で高校生にAED使用法を教えるのだ

はい、みなさん拍手~!

授業でAED講習を受けた3年生は、卒業してからも、大学で、街角で、職場で、
誰かの貴重な命を救えるかもしれないのだ。そしてこれが何年も続けば、大阪の街には
人命救助の意識とスキルが高い若者がどんどん増えていく。素晴らしい。これぞ公教育だ。
大阪府教委も、いい仕事してるじゃないか。

こういう話はもう、俺の出る幕などない。皆様に知っていただきたいだけだ。

それにつけても思い出すたびに腹が立つのはこれ。

北教組、学校への「AED一方的導入反対」(北海道) (2007年6月13日 読売新聞)

北海道では人の命の価値も低いらしい

しかしその後どうなったんだろうな、これ。北海道教職員組合はホームページもないし、
報道もしてもらえないから、叩くしかないじゃないか。

北教組はともかく、まだ設置してない学校、研修が不十分な学校、もたもたするなよ。
救急救命の意識も技術も高校生以下では、教師として大人として恥ずかしいぞ。


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一斉講習
いままで渡り歩いた学校のなかで,最後に赴任したの学校だけ生徒・職員全員の一斉講習をしてました。校長の専攻がライフサイエンス系だったことも関係していたかもしれない。(そういうことで方針が左右されるのもどうかと思うけど。)

逆に、「AED?そういうのは使いたくないねえ。」なんてほざく教師を別な学校で見たり。そういう教師に限って「受難義務?なにそれ?」なんていってましたが。もちろん、誰にも瀕死の状態になって欲しくはないわけですが、だからと言って『なって欲しくない状態のことは考えないでおこう』思想では何の解決もにならないわけです。でも教師ってそういう逃避思想の持ち主が多いですよね。戦争はいけないことだからそのことに関しては触れない・考えないようにしましょう、とか。一種の焚書思想なんじゃないかと。

数年前に管内の中学校で授業中に心筋梗塞で亡くなった事件があったためか、貧乏地域にも関わらず、割合急速にAEDの配備が進んでいるようですが・・・どうもモノはあっても使いこなす体制が整っていないように思えます。
これ、「さすまた」に関しても同じだと思いますが。いざ’有事’となった場合にモノがあっても使えなかった、ではお話にならないんだけどなあ・・・。

毎度長くて申し訳ないです。
【2007/10/03 Wed】 URL // 甲 #a7gum4DI [ 編集 ]
AEDは基本的に、音声ガイドと箱や本体の図解マニュアルだけで操作できるようになっています。胸をあけて電極を貼り付けると、あとはAEDが自動診断して自分で治療を開始します。そんな難しいようでは、通りすがりの人が使えませんから。使用者はもちろん法的に保護されます。救急隊が到着する前に使ってこそ意味のある装置です。

でも、実際の操作を一度も見たことが無ければ、目の前にあっても使おうともしないというか、使えるとも思わないでしょう。そういう意味で講習は必要です。ああいう使い方をするのか、と見ておくだけでも十分に価値はあります。

私は、目の前で心停止に遭遇した経験があります。あの時にAEDがあったら、何のためらいもなく使っていたでしょう。それで助かったかどうかは分かりません。でもそれが自分に出来る最高の方法である限り、迷いはありません。

「使いたくない」などと寝言をほざく馬鹿教師には、AED使用拒否のカードを首からぶらさげておいてもらいましょう。もしそいつが倒れてもAEDを使う必要はありませんから。
【2007/10/03 Wed】 URL // シーサー #gJtHMeAM [ 編集 ]

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