所変われば品変わると言うが、教育界でもそういうことはある。
学習指導要領は文部科学省が仕切っているが、それ以外の部分では地域色や学校の独自色が
出やすい。長年教師をやっていても、驚くようなことが時々ある。
消石灰で視力障害98件 学校でライン引き使用 文科省、使用中止求め通知
(2007.12.3 産経新聞)
全国の学校で運動場のライン引きなどに使っている消石灰(水酸化カルシウム)が児童生徒の目に入り視力が低下するなどの障害が残ったケースが、これまでに98件あったことが2日、日本眼科医会の調査で分かった。調査結果を受け、文部科学省は全国の教育委員会などに対し、より安全性の高い炭酸カルシウムに変えるよう求める初の通知を出した。
消石灰は強アルカリ性で、目に入ると角膜や結膜が損傷する。日本眼科医会は「実際にはもっと多くの事故が起こっているとみられる」として、消石灰の使用を禁止するよう呼び掛けている。
調査は今年9月、47都道府県の支部を通じて、学校医や教委への聞き取りなどで実施。小中高校での消石灰の使用や事故の有無などを聞いた。
管内の学校で消石灰を使っているとしたのは29支部。うち「ほとんどで使用」は10支部、「半分ぐらい」が4支部、「一部」が15支部だった。「視力障害が残った症例を経験したことがあるか」との問いには、18支部から計98件の報告があった。
症状の内容は問わず過去2年間に限れば、消石灰が目に入って医師の診察を受けるなどした事故は、18支部で計51件だった。原因は「風による飛入」が最も多く、「器具の横転」「ふざけて遊んでいて」などの順で続いた。
調査結果に基づき、日本眼科医会は弱アルカリ性でより安全な炭酸カルシウムを使うよう文科省に要請。文科省はこれまで各校に配布している学校安全に関する参考資料で、石灰の取り扱いの注意を促すにとどまっていたが、今回の通知に踏み切った。ライン引きに消石灰!? 俺は目が点になった。なんでいまさらこんなことが?
たしかに俺が小学生くらいの頃は、石灰が目に入って痛いとかいうことがあった。
今はもちろん、そんなヤバイ代物は使っていない。うちの学校は炭酸カルシウムだ。
90年代ごろから炭酸カルシウムに変わったというが、いつ変わったか、俺は特に意識もない。
気がついたら炭酸カルシウムになっていて、少なくとも生徒が石灰で目を傷めた記憶はない。
学校に3種類あった体育用品の教材カタログを見てみたが、消石灰はどの業者も扱っていない。
すべて炭酸カルシウムだった。
どういうことかというと、何も考えずに普通に注文すれば炭酸カルシウムが届くということだ。
それなのに、10を越える県で、消石灰が普通に使われている。
これはいったいどういうことなのか。
これらの学校は別ルートで消石灰を購入しているのか?単に安全管理の意識が低かったとか、なんとなくそういう問題ではないような気がする。
なぜこういうことになっているのか、純粋に原因が知りたいものだ。
たとえば農協で安く共同購入しているのを流用しているとか・・・。
読者の皆様には申し訳ないが、今回はここまで。オチはない。
うちの学校では消石灰だとか、なにかご存知の方、教えていただけないだろうか。
理科の教師が、石灰水を作ろうとして体育倉庫から石灰を拝借したことがある。
当然、実験は失敗。炭酸カルシウムって、卵の殻や貝殻の主成分だからなあ。▼座布団1枚!と思ったらクリックよろしく
