卒業式の季節だ。人生のひとつの節目として、学校生活のクライマックスとして、
あちこちで感動的な光景が繰り広げられていることだろう。
しかし、舞台裏では感動的な式に水を差すシーンを見かけることもある。
卒業式の前日、職員が帰った後、一人体育館に残ってごそごそと国旗の準備をしている教頭。
または卒業式当日、司会をしながらBGMのCDを一人で忙しくかけかえている教頭。
前者は一般の方々の目に触れることはないだろう。卒業式の舞台に掲揚する国旗を、
職員は誰も準備しないので、仕方なく教頭や校長が作業しているのだ。
後者はまず、音楽教師が国歌のピアノ伴奏を拒否するところから始まる。
ピアノの生演奏が無理なのでCDでかけようとすると、今度は放送担当教師に拒否される。
仕方なく、教頭が自分の横にCDやら機材を置いて、司会をしながらBGMを流す。
教頭は卒業式のDJか挙句の果てにCDを間違えて、しんみり来る答辞の場面でお茶目な曲がかかって顰蹙をかう。
式当日、司会は教頭だったり教務主任だったり学年主任だったり、学校によっていろいろだが、
全体を統括するはずの校長教頭が、こそこそと裏方作業をやっている学校はいくらでもある。
さて世間一般の皆様方。あなたの職場の管理職はこんなことをしているだろうか?
学校以外で、こんなことしてて通用するわけないよな(笑)
管理職が機能しない組織なんてろくなもんじゃないすべての学校がこうではない。しかし卒業式の朝、国旗が引きずり下ろされて舞台が乱れたり、
放送の配線が切断されたりすることもある。こういう破壊行為は、元々はサボタージュとか
呼ばれたんだろうが、今ではテロと言った方が分かりやすい。
これ、はじけた生徒や侵入した不審者の仕業じゃないぜ。やってるのは教師だよ教師。
それも一部の過激分子による突発的なものではない。組織によって後押しされた行動。
皆様よくご存知の、組織率鋭意下降中の絶滅危惧種、日教組だ。
さすがに今時こんなことが堂々と行われている学校は少ないだろうが(と信じたい)、
多少のつまらんイザコザは消えていない。
こういった内輪の愚行が、卒業式の参列者に見えてしまうのはプロとして実に情けない。
実際には、式の進行がなんだかぎごちないとか、曲のかかるタイミングが遅いとか、
全員起立する場面で職員席が妙にもたつくとかいった、ちょっとした現象として現れる。
参列者(保護者)には、さほど意識されることもなく式が流れていく。
もうそんなことやってる場合じゃないだろ我が子の卒業を祝う保護者の方々に対して、そしてもちろん生徒に対して本当に失礼な話だ。
おのれの職業の本分を間違えているとしか言いようがない。
やる方もやる方だが、今までそれを粛清できなかった組織の体質もろくなもんじゃない。
この春卒業されるお子様を持つ保護者の方々には誠に興ざめな話で申し訳ないが、
卒業式で見かけるちょっとした段取りの悪さの裏には、こんな事情が隠れていることもある。
公僕たる教師が、国歌国旗に対する日本の作法を生徒に教えられないでどうするのか。
生徒達が成長して自分自身のアタマでものを考えられるようになったときに、基本的な作法も
知らなかったら、彼らはちゃんと判断できないではないか。何が国際化教育か。笑止。
こうしろと強制するのではなく、将来自分の判断材料となる経験を提供するのも、
教えるということのひとつの意義だと俺は思う。
うちの学校には税金喰らいのテロリストはいないから卒業式は安心。
だから式の進行が引っかかったら純粋なチョンボなので平身低頭するしかない(笑)▼座布団1枚!と思ったらクリックよろしく