公立中学校教師の辛口教育コラム。一般の方に分かりやすく心がけてます。真面目なだけのセンセは服用に際して十分ご注意下さい(笑)
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「まいったな、なんで嫁さんより俺の方がボーナス少ないんだよ」

しきりと嘆いているのは某市教育委員会指導課勤務の指導主事。元中学校社会科教師。
ちなみに同い年の彼の奥様は、同じ市内の公立小学校の教師で5年生担任。
2人の子供がいて育児休暇もしっかり取ったので、本来なら旦那より給料は安いはずだ。

ボーナス出るだけマシだと思え、という突っ込みはちょっと置いといて、

指導主事よりヒラ教師の方が給料が高いこともある

教育委員会というと、世間一般の皆様はどんなイメージを持っているのだろうか。
なんだかスーツ着た偉そうな連中が時々学校に来て校長や教師を威圧していくとか、
「教育委員会に言うぞ」と言えば教師はビビるに決まっているとか。(註:都市伝説です)

教育委員会の中で、直接学校と関係あって事件があったときに対応しているのは指導課という
ほんの一部署に過ぎない。人数にすると、10万都市でせいぜい10人程度。
それまで学校で教師をしていた者が、教育委員会に異動になって行政の仕事をするわけだ。
だから、俺達現場の教師にとって特別に脅威だったり雲の上の偉い人だったりはしない。
管理職になりたい教師にとっての、キャリアの通過点にすぎない。

まあ、仕事も出来るかわりに偉そうにしている人であるのも事実だけどな(笑)

給料の話に戻る。教師になるには、県の教員採用試験に合格しなければならない。
教育実習は教員免許を取るための大学の単位のひとつにすぎない。教員免許があるだけでは
教師になれないので、知らなかった人は覚えておくように。
晴れて合格すると市立や町立の学校に赴任する。しかし採用は県なので給料は県から出る。
これを県費職員という。事務員や管理人は市費職員。

教育委員会は行政機関なので、そこに勤務している間は給料は市や町からもらうことになる。
教頭や校長になって現場(学校)に戻ると、また県費の給料に戻る。
財政豊かな市ならいいが、そうでないと教育委員会勤務になったとたん給料が下がってしまう。
それでこの時期、冒頭のようなぼやきが聞かれるわけだ。

その分、管理職手当がついていたりしたんだが、最近は財政難でどんどんカットされている。
教育委員会指導課の仕事は、膨大な事務処理から議会対応、地域行事への参加、トラブル対処まで多岐に渡る。役所で最後まで電気がついているのが指導課だと言われるくらいだ。
そして地域行事や学校の運動会で土日に出勤しても学校の運動会のような代休はない。

さらに、最近実施され始めた勤務評定。働き具合によって給料に差をつけようというものだが、
教育委員会は、遠慮して自ら一律「中」ランクに固定していたりする。
毎日5時に帰っている現場の教師より勤務評定ランクが低かったりするわけだ。

教師の中で能力のある者が、校長になる日を夢見て安月給と激務に耐え忍ぶ期間が、
教育委員会の指導主事だ。

教育委員会がなっとらんとか世間の声があるんだが、お飾りの「教育委員」は放っておいて、
実務をやっている者は、もうちょっとまともな待遇でもいいんじゃなかろうかと俺は思う。
ちょっとぐらい偉そうに出来るだけとかいう実体のないご褒美では、そんな割の合わん仕事、
誰もやらなくなるぞ。名誉職だった校長も、最近では風当たり強くてパッとしないからなあ。

え、俺か? 管理職やってたらこんなブログ書いてられんよ。
もっと給料高くて権限が多かったら考えないでもないけどな。もう好きにしちゃうぞ(笑)
まあ現場にいて毎日生徒とドタバタしていたら、時々、震えるぐらいいいこともあるから、
それで十分だ。なんと言っても俺、教師だし。

若い頃は指導主事が来たらビビってたけどな。おっさんになったら全然(笑)
なんでビビったかとか、教育委員会のお仕事についてはまたいずれ。


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県費
事務職員も県費ですよ。教員だけではありません。
【2014/06/07 Sat】 URL // SeM #- [ 編集 ]

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